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受賞者

第51回

人命救助の功績

いけだみつひろ、いけだゆいと、いけだえな

池田 光広、池田 結人、池田 恵菜

(熊本県)

池田光広さん、結人さん、恵菜さんの親子は、海水浴を楽しんだ後、釣りをして帰ろうと隣の大手原漁港に場所を移し準備していたところ、ドーンと音がしたので振り返ると、45m先に白い乗用車が海面に浮いていた。
直ぐに光広さん、恵菜さんが駆け付けると車の中で茫然とする老夫婦の姿があり、車は見る見るうちに海底に沈んでいく。結人さんが緊急の際の連絡役として監視、二人が窓ガラスを割る物を探していると、運転していた男性が脱出し海面まで上がってきたが溺れた為、光広さんは着衣のまま海に飛び込み、79歳男性を岸まで運び上げた。助手席の女性は沈んだままだった為、車に潜ると、運転席の半分空いた窓から、75歳の妻が上半身出し挟まった状態で意識がなかったことから、海中で引っ張り出し岸まで運び無事救助した。老夫婦の車は、バックで方向転換をしようとしたところ、地続きと勘違いし海に転落した模様。池田さん家族がそこにいなければ、間違いなく2人とも助からなかったと思われ、3名の連携で2つの命が救われた。

推薦者:公益財団法人警察協会
名前

この度このような素晴らしい式典に参加させていただき私たち家族にとって一生忘れることの出来ない思い出となり、心より感謝しております。

救助したあの日、7月17日は息子の誕生日でもありしっかり覚えています。

海水浴をした後、釣りでもして帰ろうという話になり、港の防波堤の先端で準備をしているときのことでした。ドーンと大きな音がしましたので船同士の事故かと思い、後ろを振り返ると海に車が浮かんでいました。息子にはその場で見ているように頼み、娘とふたりで車のそばへ急いで向かいました。

音で近所の方が来られましたので110番と119番を頼み、沈んでいく車を横目で見ながら何も出来ずふたりでバタバタと走り回っていると、沈んだ車から男性が一人海面に上がってきましたが溺れている状態でした。考える間もなく海に飛び込み岸壁まで連れて行き、もう一人乗っていましたので再び潜り、窓に上半身出して動けなくなっていた女性を抱きかかえて陸地まで泳ぎ、救助することが出来ました。

近所の方の連絡で間もなく救急隊、警察、ドクターヘリが到着しました。応急処置が行われている間に状況説明を行い、私たち3人は家に帰りました。帰りの車中「何も無くてよかった」「2人はちゃんと助かった?」「ドクターヘリはじめて見たね」などいろいろ話をしながら帰りました。

後日警察の方から連絡があるまでは私たちが救助した人たちが助かったのか、救助が遅かったのか、とても気になっていましたので、おふたりとも命に別状ないと聞いたときにはホッとしたのと助かってよかったと思いました。

熊本県警本部長様より感謝状を頂きましたがまさか東京で式典に出席する事になるとは思いもよらず、安倍会長様はじめ受賞者様方々の貴重なお話を聞くことが出来、人生経験の1つどころではなく私たち家族の大きな財産となりました。

最後になりましたが社会貢献支援財団の皆様、関係者の皆様、また推薦いただいた警察協会の皆様、本当にありがとうございました。これからの皆様の更なるご発展を祈念しております。