受賞者

第51回

人命救助の功績

たけざわ しょうへい

竹澤 匠平

(福岡県)

2017年5月27日、福岡県鞍手郡鞍手町の浮州池で釣りのポイントを探していると、池の対岸で犬が泳いでいるのが見え、不思議に思っていたところ、その横で溺れているらしき人を発見。大きな池でかなり距離があったが、竹澤さんは柵を乗り越えて対岸まで走った。現場につくと女性が「主人が溺れている、助けて!」という。既に男性は手先を残して沈みかけていたため、彼は着衣のまま池に飛び込み男性を確保した。しかし、池は水深5m以上あって足も着かず、水面から1.5mの急斜面のコンクリート壁を自力で上がることはできず救助隊の到着を待つしかなかった。救助までの約20分強、男性の妻が手すりをつかまりながら差し出した足に、男性をつかまらせ、同時に竹澤さんは立ち泳ぎをしながら、壁からわずかに出ている排水パイプをつかんで男性を押し上げ支えた。何度か潜りながら手を休めるなどして、体制を整えて支え続けたが、力の限界が近づき、もう自分もダメか、と思ったが最後の力を振り絞り、必死で支えて救助を待ち続け、ようやく消防隊の救助が到着した。
男性は無事に救助され、その騒ぎで駆けつけた釣り人が差し出した竿につかまりながら、竹澤さんも自力で岸へ這いあがった。その後救助された男性はしばらく入院していたが、その後回復し復帰している。

推薦者:推薦者
竹澤 匠平

今回、経験したことのない名誉な表彰をしていただき、社会貢献支援財団に心から感謝申し上げます。

昨年、消防署から表彰をいただい際に、社会貢献支援財団という財団法人があることを教えていただき、雑誌などに掲載される感じなのだと思っていました。それから数か月後に、財団からお電話をいただき、とても光栄な賞を頂けることを実感しました。

受賞決定の通知をいただき、手続きを済ませ、東京都の帝国ホテルにお招きいただき、チェックインを済ませ、父親と二人で下町の飲食店を沢山回りました。

翌日、表彰式典、祝賀会を迎え、父親と着慣れないスーツを着て出席させていただきました。

式典でのリハーサルは初めての経験で緊張しながら終えました。係員の方の優しい対応のおかげで立ち位置など分かりやすく、気持ちが楽になりました。

表彰式典に安倍会長の挨拶から始まり、選考委員の紹介、人命救助の受賞者、社会貢献功績者の唱歌い、表彰状の贈呈などがありました。

今回の表彰式に参加させていただき、私は社会貢献功績者や人命救助をされた方々の行動力、活動力の凄さに驚きました。

そして祝賀会が始まり、賑やかな雰囲気で沢山の受賞者の方々とお話をしたり、とても美味しい食事やお酒を頂き、素晴らしい会になりました。皆さまにまた会える日を楽しみに思い、東京を後にしました。

人命救助の内容につきましては式典にて紹介された通り、2017年5月27日午前10時頃、釣りポイントを探していると、池の対岸で犬が泳いでいるのが見え、不思議に思っていた所、その隣で溺れている方を発見し、足がつかない池で男性を救助が来るまでの約20分間支え続けました。今当時のことを振り返ってみると、とても怖いことだなと痛感します。

今回の救助内容で素晴らしい賞をいただきましたが、このような危険なことが世の中から少しでも減っていく事を心から望んでおります。

今回は素晴らしく光栄な賞をいただきありがとうございました。