受賞者紹介

第63回 社会貢献者表彰
※ 掲載内容(名称、活動内容、代表者名、肩書き等)は受賞当時のものです。

NPO法人 ブエンカミーノ

(広島県)
NPO法人 ブエンカミーノ 代表 吉川 望
代表 吉川 望

「孤立の防止」を目的に、広島の最北端・安佐北区で、農業を通じた若者支援と地域共生を活動の柱に、吉川望さんが2011年に設立したNPO法人。ひきこもり、不登校、発達障害、精神障害、生きづらさを抱えた若者たちに、住まいを提供して農作業をしながら暮らしをともにし、心と体を整え自立を後押ししてきた。キャリアブレイクしたい人、適応障害などで休職中の社会人、就活で悩む大学生、人間関係に不安を抱えている人に、合宿型農業ワークキャンプ(年5回開催)、短期間の共同生活、農業スタッフとして就労機会の提供も行っている。こうした経緯から、人がリカバリーできるチャンスは「孤立解消」と考え、2018年から徐々に「緩くつながることの大切さ」を重視。2022年には古民家を改装し、地域に開かれた交流スペースOKAZAKIをオープン。子育て世代から地元の高齢者、いつでも誰でも集える場を設け、食堂も運営、農園で収穫した新鮮野菜を使ったランチも好評である。2024年には、不登校の子どもたちのためにフリースクールをかねた居場所をはじめ、17名が通っている。ブエンカミーノはスペイン語で「良い旅路を」が意味。人生でつまずいた時にいつでも戻れる「港」を沢山つくることで、再出航できる機会を与えている。

この度、このような賞を頂きありがとうございました。

妻と授賞式に向かいましたが、長男を出産してから(子供4人)初めて、15年ぶり広島から東京へ二人だけの旅行となりました。

また帝国ホテルという日本最高のおもてなしを夫婦で受けさせていただき、言葉に例えようがないほどの幸福な気持ちで授賞式を迎えました。

妻と共にブエンカミーノを立ち上げ15年、色々なことがありましたが「こんなことがあるんだ」と、しみじみと二人で浸らせていただきました。

今後の展望は、今までずっとやって来た孤立の予防、解消、防止であることは変わりません。

しかし時代背景、社会情勢などで人の孤立は変化していきます。

コロナやネット、また過剰なプライバシーやコンプラ、人が人に包まれていく過程が非常に難しくなっていく昨今、そのような問題に適応しながら私たちに出来ることをさせて頂きたいと思っております。

そして今回授賞式で出会ったAlonAlonさんと連絡を取り9月初旬に視察に行かせてもらうことになりました。スキマサポートさんとも近いうちにお会いすることになっています。

このようなご縁、非常にありがたく今後も繋がらせて頂きたいと思います。

私はなぜか人に恵まれて、運の良さだけで生きていると言っても過言ではありません。

出会いによって自分の人生の息を吹き返した実感があります。新しい深呼吸を覚えた実感があります。その時気づかなくても後々あの出会いが大きかったと気づいて、今の私がここに居る為に導かれてきたと実感しております。

振り返ると私の人生は不思議なほど何故か奇跡のように人に恵まれてきました。

孤立で苦しむ人たちにも、このような奇跡が訪れることを願い、これからもできることをやっていきたいと思っております。

この度は本当にありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

代表 吉川 望

  • 年に2回開催する収穫祭
    年に2回開催する収穫祭
  • 年に3回~5回開催するワークキャンプ
    年に3回~5回開催するワークキャンプ
  • ワークキャンプで作業が終わった時の写真
    ワークキャンプで作業が終わった時の写真
  • 収穫祭での収穫中の写真
    収穫祭での収穫中の写真
  • 地域交流スペースオカザキのランチ風景
    地域交流スペースオカザキのランチ風景
  • 子供イベント、ハロウィンの集合写真
    子供イベント、ハロウィンの集合写真
  • 地域食堂の夜イベント、お月見コンサート
    地域食堂の夜イベント、お月見コンサート
  • フリースクールの子供たちの川遊び
    フリースクールの子供たちの川遊び
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