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受賞者

平成26年度

社会貢献の功績

ふくしまのこどもかがわへおいでぷろじぇくと

NPO法人 福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト

(香川県)

平成23年の8月から福島及びその近県の放射能の不安を抱えている親子を香川に招いて自然の中で元気を取り戻してもらう活動をしている。長期休暇の際には10泊~11泊の保養キャンプを行ない、これまでに約350人を受け入れた。また生活用品の揃った民間住宅を借り上げ、年間を通じての保養で64家族196人を迎えている。さらに香川へ移住する家族もあり、就労・就学支援や交流支援、「福島と向き合う講演会」の開催などを行っている。

推薦者:中井 聰
NPO法人 福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト 理事長 伊藤 洋
地域交流イベントで全員集合(2013年春)徳島の阿波踊りの人たちも来てくださった地域交流イベント
地域交流イベントで全員集合(2013年春)
徳島の阿波踊りの人たちも来てくださった地域交流イベント

この度は表彰賜りまして光栄でした。感謝申し上げます。

NPO法人福島の子どもたち香川へおいでプロジェクトは、2011年3月11日の東日本大震災に伴う原発事故の影響で、放射能への不安を抱えて暮らす親子を、自然豊かな香川に迎え、のびのびと過ごしてもらいたいという思いから始まりました。

たくさんの方の気持ちと志によって成り立っているボランティア活動であり、今日まで活動を支えていただいたみなさまの行動の集積がこのような評価につながったものと考えています。あらためて関係各位に敬意を込めまして、これまでのご協力に謝意を表させていただきたいと存じます。

受賞後も、2014年12月24日から4泊5日の間、福島県西郷村との共同事業として、6年生62名の受け入れを行いました。その後、冬休みの保養として、民間借上げ住宅での受け入れを行うとともに、移住相談も福島と東京、それぞれ一家族から承り、住居や学校、就職、引越し、それにともなう家具家電品の支給や手配などの具体的相談に対応する日々です。

また同12月23日には日経新聞などで、事故直後の1巡目の検査では「異常なし」とされた子供4人が、4月から始まった2巡目の検査で甲状腺がんの疑いと診断されたことが報道されました(福島県の県民健康調査事業による)。低線量の被曝による健康への影響は現代の医学でも不明とされており、子どもたち、お父さんお母さんの不安は続いています。私たちの力は小さいですが、時と共に変化する原発事故被害者のみなさんのお気持ちに寄り添うというとことがどういうことなのか、考えながら歩んでいけたらと思っております。

表彰式典ではそれぞれの形で活動されるみなさまにお会いでき、社会の各所で大きな働きをされていることに、励まされました。このような機会を設けて下さった、財団関係者のみなさまに感謝の意を表させていただくとともに、受賞者のみなさまの姿をお手本とさせていただきつつ、今後とも鋭意活動していきたい所存です。ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

  • 地域交流イベントで焼きそば(2013年春)福島の子どもたちが大活躍
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  • カヤックできた!(2012夏)プラスチック段ボールを使ってカヤックを手作り
    カヤックできた!(2012夏)プラスチック段ボールを使ってカヤックを手作り
  • みんなでカヤック(2013年夏)手づくりカヤックで海に漕ぎ出す
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  • 初めての海水浴(2011年夏)初めての海水浴は瀬戸の海で
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  • 手づくりの凧あげ(2011年冬)書初めで書いた「絆」の凧あげ
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