NPO法人 J'One World
バングラデシュ出身の小鳥阿里さんが、同国でも特に貧しい地域、パブナ・チャットマハールの子どもたちに教育の機会を持ってもらいたいと、奨学金を贈る「ALI MILLENIUM FOUNDATION」を2000年に設立して活動を発展させてきた。2004年には認可外小学校を建設し、健康福祉、保健衛生、経済を循環させるために親たちにも教育を受けさせ、稼ぐための仕事や仕組みを作り、持続可能な生活環境を整備した。同年、魚の養殖事業のための養殖池の建設を開始。重機を使わず、全て手掘りで池を掘ることで、地域約300名の雇用を生み、お金を稼げる仕組みを作った。池の完成後は、養殖事業を展開し継続的な雇用を生み出した。現在は、約200名が稼いだお金お元手にして自営業を始め、安定した収入を得るようになった。その他、井戸の建設や生活相談、養殖した魚の糞を再利用し、無農薬農業も行うようになった。また、バングラデシュの学校を卒業した人に日本での仕事を紹介するプロジェクトや宮崎県でハラール和牛の輸出事業を支援している。今後はパブナ・チャットマハール地域に高度医療が可能な病院をつくることを目標にしている。
特定非営利活動法人J’One Worldは、アジア・アフリカを中心に厳しい環境下で暮らす人々の生活環境向上と経済発展に寄与することを目的に活動しています。この度、取り組みにご関心をお寄せいただき、機会を賜りましたことに感謝申し上げます。
私たちは、代表理事の出身地であるバングラデシュ・パブナ・チャットマハール村の最貧困層(アウトカースト)を受益対象として、2000年に有志団体として活動を開始し、2016年6月にNPO法人として設立しました。活動の特長は、単なる寄付に留まらず「直接支援」と「経済の自立」を重視し、地域に持続可能な自立基盤を築いてきた点にあります。
貧困の連鎖を断ち切るため、2004年には働く場所のない住民約300名の雇用創出を目的に、魚の養殖池を手掘りで建設し養殖事業を開始しました。この事業は現在も地域住民約3,000名に安定した食糧と収入源を提供しています。さらに2008年には、魚糞や鶏糞を活用した無農薬農業も展開しました。
教育面では、2000年に奨学金制度を設け、2005年にはアウトカーストの子どもたちのための認可外小学校を建設・運営し、親世代にも夜間学校で学びの機会を提供しました。また2006年には、有害物質層を避けた深井戸を整備し、安全な水を供給しています。
近年は活動を南アジア・アフリカへ拡大し、2021年からは日本への職業斡旋を行う人材派遣プロジェクトを開始、2024年には宮崎県産ハラール和牛の輸出支援事業およびリサイクル事業を始動しました。これらを通じ、住民は奪い合う生活から抜け出し、自らの生き方に誇りを持ち、夢や希望を描けるようになっています。
今後は住民の切実な要望である地域医療の実現を最優先とし、診療所開設に向けた調査・準備を進めています。将来的には、病院上層にコンドミニアムやホテルを併設し、医療提供と経済活性化を両立する「コンドミニアム型コミュニティホスピタル」の建設を目指します。
加えて、貧困地域の若者への農業職業訓練や日本語試験対策を提供し、日本への技能実習生派遣を拡大することで、少子高齢化の進む日本と多子若齢化の進む発展途上国の共存という持続可能な社会の実現を後押しします。
私たちは、この活動を通じて、“誰もが安心して暮らせる社会”を実現するため、組織基盤を強化し邁進してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



























