受賞者紹介

第63回 社会貢献者表彰
※ 掲載内容(名称、活動内容、代表者名、肩書き等)は受賞当時のものです。

認定NPO法人 NEXTEP

(熊本県)
認定NPO法人 NEXTEP 理事長 島津 智之
理事長 島津 智之

島津智之医師は、熊本大学医学部在学中の2000年に任意団体「NEXTEP(ネクステップ)」を設立。医療、教育、福祉など多分野にわたる講演会や異業種交流を行ってきた。小児科医としてNICU(新生児集中治療室)を出た後の重い障がいのある子どもたちと向き合う中で、家族の負担の大きさや支援体制の不十分さを痛感し、2009年にNEXTEPをNPO法人化。医療と福祉の両面から病児とその家族を支える体制づくりに取り組み、現在は設立25年目を迎える。2009年には小児専門の訪問看護ステーションを開設し、以後、居宅介護事業所や障害児通所支援事業所も設立。2022年には熊本県初の特例診療所として有床診療所を開設し、宿泊可能な短期入所にも対応している。また、不登校、発達障害、虐待、貧困といった子どもを取り巻く社会課題にも向き合い、農作業を通じた不登校児支援や就労継続支援A型事業所の運営など、さまざまなアプローチで伴走型の支援を続けている。

この度、栄えある社会貢献者表彰の機会をいただき、認定NPO法人NEXTEP一同、心より感謝申し上げます。私たちはこれまで、多くの方々との出会いを大切にしながら、子どもたち、若者、そしてそのご家族が笑顔で生活できる地域社会を目指し、活動を続けてまいりました。

NEXTEPの活動は、2000年に約20名の大学生を中心に、勉強会や交流会からスタートしました。教育、福祉、国際協力など、ジャンルを問わず様々な社会課題に取り組む方をゲストに招き、交流や学びの機会を作る中で、自らの手で取り組む事業として、不登校サポートのための農作業体験を開始。その後、重い障がいのある子どもたちの生活支援事業、若者の就労サポート事業、そして医療的ケアが必要なお子さんのレスパイト機能を備えた小児クリニックを開設するなど、子ども・若者支援を軸に、多岐にわたる取り組みを展開しています。

これまでを振り返ると、私たちが常に大切にしてきたのは、目の前の子どもたちにとって何が必要かを問い続け、自分たちにできる範囲で挑戦することです。そして、人との出会いを一つひとつ大切にしてきました。こうしたご縁が重なり、共に活動する仲間や、大切な協力者となってくださる方も多くいらっしゃいました。今回いただいた社会貢献者表彰も、私たちにとって新たなご縁をいただく貴重な機会となっています。

立場を超えた様々な方々から温かいご支援とご協力を賜り、今日の活動規模にまで成長できたことに深く感謝いたします。今後も、重い障がいのある子どもたちの在宅生活支援、不登校サポート事業、若者の就労サポート事業をはじめ、子どもたちを取り巻く現状に対し、必要な事業に積極的に取り組み、歩みを進めてまいります。

理事長 島津 智之

  • 就労サポート事業「久遠チョコレート熊本店」メンバー
    就労サポート事業「久遠チョコレート熊本店」メンバー
  • 就労サポート事業「久遠チョコレート熊本店」内観
    就労サポート事業「久遠チョコレート熊本店」内観
  • 就労サポート事業「食堂」の様子
    就労サポート事業「食堂」の様子
  • 就労サポート事業「農作業」の様子
    就労サポート事業「農作業」の様子
  • 通所支援事業所の活動 夏のプール
    通所支援事業所の活動 夏のプール
  • 通所支援事業所の活動 野菜の収穫
    通所支援事業所の活動 野菜の収穫
  • 穂っぷ こども在宅&心身クリニック外観
    穂っぷ こども在宅&心身クリニック外観
  • 穂っぷ こども在宅&心身クリニック内観(短期入所)
    穂っぷ こども在宅&心身クリニック内観(短期入所)
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