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受賞者

第51回

社会貢献の功績

にんていとくていひえいりかつどうほうじん ひがいしゃしえんねっとわーくさがVOISS

認定特定非営利活動法人 被害者支援ネットワーク佐賀VOISS

(佐賀県)

佐賀県内における暴行、傷害、殺人、性犯罪、DV、交通犯罪などの犯罪被害者やその家族への支援を行っている。1998年に被害者支援の準備会として、学習会や講演会、交流会などを重ね、ホットラインの設置なども行い、そこで得た被害者の切実な声によって2000年4月に正式な任意団体として発足した。
被害者が抱える問題(生活、医療、公判に関することなど)の解決や、心のケア、報道による二次被害の防止など、多岐にわたる支援要請に、電話やメール、面接、直接支援(病院や裁判所への付き添いなど)、自助グループ支援(被害者遺族の交流の場の提供)などを行っており、その相談件数は年間500件以上にものぼっている。また、被害者支援の必要性を訴える普及活動や広報活動も積極的に行い、支援員(活動への協力サポーター)の養成講座も開設している。こうした活動を評価されて、2015年には認定特定非営利活動法人となり社会的信頼を得たことで、更に被害者への支援の拡充に寄与している。

推薦者:佐賀県庁 県民環境部 県民協働課
認定特定非営利活動法人 被害者支援ネットワーク佐賀VOISS 理事長 田口 香津子
理事長 田口 香津子

今回、栄えある社会貢献者表彰式典にお招きいただきありがとうございました。

また、推薦いただいた方々に感謝申し上げます。

式典には、危険を顧みず人命救助をされた方、自分の持っているスキルを活かして、人のため社会のために尽力することを喜びとしておられる方々に感銘を受けました。そこに同席させていただくことに心高鳴り、主催者のおもてなしも素晴らしく感動しました。

佐賀VOISS(ボイス)は、1998年、被害者支援に取り組み始めていた医師、臨床心理士、社会福祉士、養護教諭等の援助職や専門職、行政機関の相談従事者の勉強会から始まり、2年間の学習会や公開講演会を重ね、2000年4月19日に民間支援団体として発足しました。

同年に、被害者遺族の自助グループ「一歩の会」設立の支援を行い、パートナーとして共に被害者支援活動を担ってきました。また、少年による西鉄高速バスジャック事件が発生し、臨時電話相談を開設したり、報道による二次被害防止について記者発表し、マスコミ各社に要望書を提出する等の支援活動を行ってきました。

開設当初からの歩みは、草の根的な活動からが始まりであり、当初から自助グループの方々がお手伝いをしてくださり、勉強会に集まってこられた皆さんのたゆまぬ努力のおかげで歩み続けてこられたことが現在の活動に至っております。

ボイス(VOISS)とは、ひとりひとりの孤立した被害者の声(voice of isolated survivor)に耳を傾け、支援する(Support)という意味であり、この理念は現在に至るまで受け継がれています。

そうして、2012年には、佐賀県公安委員会から犯罪被害者等早期援助団体の指定を受け、2015年には認定特定非営利活動法人に認定されました。

 佐賀VOISSの活動内容は、電話相談、面談、裁判所等付添、訪問・直接的支援など被害者等が抱えておられる問題の解決や心のケア等で、臨床心理士や相談員が1人1人に対応しています。

また、被害者支援サポーター養成講座などの人材育成や行政機関、関係団体と連携して被害者支援のネットワークを図るとともに被害者支援フォーラムを開催するなど、普及啓発活動も行っています。

佐賀VOISSは、約20年間多くの人に支えられて活動をしてきましたが被害者支援活動はこれからも益々必要にされると思います。

今回の受賞を励みとして、また、賞に恥じないように今後も一所懸命、被害者支援活動を行う所存です。

この度は、本当にありがとうございました。

理事 香月 博子

  • サポーター養成講座風景
    サポーター養成講座風景
  • ショッピングセンターにて啓発風景
    ショッピングセンターにて啓発風景
  • バルーンフェスタ会場にて 啓発風景
    バルーンフェスタ会場にて 啓発風景
  • 企業にて車座で「ご遺族の訴え」付添支援
    企業にて車座で「ご遺族の訴え」付添支援
  • 県庁ホール「生命のメッセージ展」開催
    県庁ホール「生命のメッセージ展」開催
  • 公共施設で啓発パネル展示
    公共施設で啓発パネル展示