トップページ > 受賞者について > 平成26年度受賞者一覧 > NPO法人 被災者応援愛知ボランティアセンター

受賞者

平成26年度

社会貢献の功績

ひさいしゃおうえんあいちボランティアセンター

NPO法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター

(愛知県)

愛知県のNPO法人。東日本大震災では1万人が提供した新品衣類30万点をのべ3千人のボランティアで6千箱に仕分けし石巻市で提供。被災地ボラは2014年9月で第124回、のべ8千人が参加。石巻市十八成浜で瓦礫撤去後、仮設から孤独死を出さないお手伝いをと、約150食のお弁当を作り、被災者と一緒に食事をする等の活動を実施。同地区の被災者の健康状態は他地区よりよいと市職員は語る。同地区の復興にも寄与。震災孤児遺児応援活動も展開。3年間にのべ3千人の孤児遺児に総額1.9億円の応援金を贈り、孤児遺児と愛知の学生の交流活動も実施。途上国の大災害被災者応援活動も展開。昨秋の台風30号で甚大な被害を受けた比キナタルカン島に衣類3万5千着を提供、島内4校に応急仮設教室6棟を建築。現地スタッフを雇用し、今後も継続して応援する。

推薦者:公益財団法人 社会貢献支援財団
NPO法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 理事長 久田 光政
理事長 久田 光政

12月、私はフィリピン・セブ島の北西にあるバンタヤン島サンタフェ自治体キナタルカン島を訪問しました。定期航路のないキナタルカン島へは漁船をチャーターして渡らなければなりません。2013年秋フィリピンを襲った台風30号。人口約8,000人のキナタルカン島は90%の家屋が全半壊しました。

私がキナタルカン島を訪問するのは5回目。いろいろなご縁があり、愛知ボラセンはキナタルカン島での被災者応援活動を開始。2014年2月に35,000着の応援衣類を提供、3月には島の4つの学校にそれぞれ1棟ずつ応急仮設教室4棟を建て、さらに8月にはそのうち校舎が全壊した2校にもう1棟ずつの応急仮設教室を建築しました。

愛知ボラセンのキナタルカン島での活動は緊急時応援活動から復興活動へと移行してきました。2015年1月8日からは「キナタルカン食堂」を開始する予定です。電気のないこの島では、冷蔵庫で食糧を保存することはできません。

現地スタッフのルーさんが島のお母さんたち約60人を「キナタルカン食堂」メンバーとして組織。メンバーの家で野菜栽培や豚の飼育を奨励し、「キナタルカン食堂」でその野菜や豚肉を使ってお惣菜を作り販売します。うまくまわっていけば、島民の栄養状態を改善することと、メンバーに給料を払うことができます。

サンタフェ自治体首長のホセ・エスナガ氏からは「キナタルカン食堂」に協力すると約束を頂きました。さらにホセ首長には10年間はキナタルカン島で応援活動を続けるつもりであることをお伝えしています。

12月中旬に、西アフリカのエボラ出血熱の被災国で来年3月までに100万人が飢餓、と国連発表がありました。愛知ボラセンは愛知県高校生フェスティバル実行委員会と協力して、高校3年生が卒業時に返却される非常食を1万食以上集め、被災地の学校に贈る準備を開始しました。ここでも一過性の活動にすることなく、エボラ継続的な応援を続けるつもりです。

宮城県石巻市牡鹿半島十八成浜では、年末には餅つき大会、新春3日にも年賀ボランティアを実施しました。十八成浜では1,000本の日本一のアーモンド苑を核とした桃源郷プロジェクトも現実のものにし、さらに途上国の被災地の応援活動を広げ、社会貢献支援財団の期待にお応えできるような活動を今後も続けて参ります。引き続きご指導を賜りますようお願い申し上げます。

理事長 久田 光政

  • 石巻がれき撤去の様子
    石巻がれき撤去の様子
  • 気仙沼がれき撤去の様子
    気仙沼がれき撤去の様子
  • 物資仕分けの様子
    物資仕分けの様子
  • くぐなり食堂調理の様子
    くぐなり食堂調理の様子
  • 被災者のおばあちゃんと
    被災者のおばあちゃんと