受賞者

平成26年度

人命救助の功績

こうり はるとし

古宇利 春孝

(沖縄県)
古宇利 春孝
なかそね ひろし

仲宗根 弘

(沖縄県)
仲宗根 弘

平成25年12月31日午後3時48分頃、沖縄県の古宇利漁港において仲宗根さんが、魚をさばいていたところ、港から約1キロ沖合の海上に遊覧ヘリコプターが墜落するのを目撃したことから、古宇利さんの操船で墜落現場に急行し、海面に漏れ出た燃料により爆発の危険があったにもかかわらず、自らの危険を顧みず、海上で救助を待っていた乗員3名を救助した。

推薦者:公益財団法人 警察協会

古宇利 春孝

12月31日 お正月用の魚を準備するために、さし網を仕掛けに行こうと漁港で待機していたら、今までに聞いたことのない大きな音が響き渡り、何だったのかと思った数秒後に近くで魚をさばいていた仲宗根さんが、ヘリが落ちたと駆けつけてきたので、助けに行かなくてはと落ちた場所へ船を走らせた。

墜落現場へ着くと操縦士が、2人を抱きかかえているように浮いていた。3人は意識があったので、一人ひとり船に引き上げ、漁港へと船を走らせた。

女の子は、油まじりの海水を飲んでいてぐったりしていました。3人は怪我もしていて寒いと震えていたので、救急車がくるまでの20~30分の間、火を焚き寒さをしのいでもらいました。その日は波も高くなかったからすぐに見つけることが出来たが、海が時化ていたら見つけることも難しかったと思いました。3人を無事に救助できて良かったと思います。

その時は、無我夢中で助けなきゃという思いだけでしたので、燃料により爆発の危険があるなどと考えもしませんでしたが、爆発していたらと思うと恐ろしくなりました。

助けたいとの思いで行った行為でしたが、感謝状を頂き、警察協会様より推薦いただき名誉ある賞を頂けることになり、感謝しています。有難うございます。

仲宗根 弘

平成25年12月31日古宇利漁港で魚の処理中ヘリの音を聞き、音のする方向を見ると、屋我地方面から古宇利方向に、低空で飛んで来るヘリが見えた。危ないなと見ていると、橋で見えなくなり、その直後大きな音と共に橋の上まで水しぶきが上がったので、海に落ちたと思い、近くに古宇利春孝さんがいたので、「海にヘリが墜落した」と言って、古宇利さんの船ですぐに現場へ急行した。現場に着くと、ヘリは見えずヘリの油やヘリの部品が浮いていた。

その中に1つのライフジャケットを客2人がつかみ、パイロットは泳いでいた。

何名乗っていたのか聞き、3名と答えたのですぐに3名を引き揚げ漁港に戻り、救急車の到着を待った。その間に何人かの人が毛布をもってきてくるんであげていた。

それ以後、その人達にはタイミングが悪く会う機会がない。

その日近くに航空会社の社長がいたらしいが、一言のお礼もないのが残念だ。

警察、消防、海上保安庁、救難会から表彰状を頂き、後日社会貢献支援財団より賞の受賞を聞き、驚いた。周囲の人達からは、それだけ凄い事をしたのだと言ってもらえた。

最後にこのような大きな賞を頂き大変嬉しく思います。