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受賞者紹介

平成14年度  第一部門(緊急時の功績・日本財団賞)
ふじさわ あきひろ
藤澤 彰宏
(昭62. 4.28生)長野県上田市

功 績 内 容
 平成13年7月17日、長野県上田市で雷雨のため増水した黄金沢(こがねざわ)川に小学生が転落した。友人と帰宅途中だった上田市立第三中学校2年生(当時)の藤澤君は、流されもがいている小学生を発見し、フェンスを越えて川に入り、膝上まで水に浸かりながら救出した。



藤澤 彰宏 君 平成13年7月17日午後4時過ぎ頃、友人と帰宅途中の上田市立第三中学校2年生の藤澤君は、雷雨で増水した黄金沢川の近くでハンカチを投げて遊んでいる小学生二人の横を通り過ぎた。そこから80メートルほど下流に沿って歩いていると、見かけた小学生が川にうつ伏せで流され、もがいているのに気付いた。

 とっさに危険と判断した藤澤君は、すぐに友人にカバンを預け、川と道路を隔てる高さ1メートルほどのフェンスを乗り越え、約20メートル下流付近で制服のまま川に入り、膝上まで水に浸かりながら救出した。幸い小学生は足や胸にかすり傷を負っただけで助かった。上田市立北小学校1年生(当時)とわかった。藤澤君は名前を告げずに帰宅したが、名札に記された姓の一字の「藤」から、北小学校関係者が調査してわかった。

 現場は、通常の川幅は1メートル程度で水深も10センチメートル程度だが、当日午後の激しい雷雨による増水で幅は約5メートルに、また、中央部分は特に深くなっていることから、水深は最大で約70センチメートル程度あったと思われ、流れも速かった。

 藤澤君は、「もしすぐに助けなければ大変なことになってしまうと思い、どきどきしながら必死に助けた」「夢中で川に入ったが、自分も流されそうになった。やっと抱き上げられた」「救助したときは夢中だったのであまり怖くなかった。こどもが助かって本当にうれしかった」と報道各社からのインタビューに応えている。
報道記事
(推薦者 上田市)