NPO法人 Colorbath
日本、ネパール、マラウイを活動のフィールドとして、教育事業と雇用を生み出すソーシャルビジネス事業に取り組んでいる。ネパールのストリートチルドレンや孤児院の支援を行なっていた任意団体が前身で、2013年に日本とネパールの中学生の国際交流プログラムを実施したことから始まり、2016年度にNPO法人となった。創設者で代表理事の吉川雄介さんは、大手教育系の民間企業に勤務していたことがあり、日本の学校現場の教育課題が①グローバル化を見据えた教育が、欧米だけの英語学習に偏っている事が多い。②学校ごとで、教育の特色を出すことの一方で、先生は多忙で、海外の学校とのネットワーキングやプログラムの調整をする時間が少ない。③海外の学校とのWeb交流が行える時代になったが、技術がない、英語に自信がない、海外の学校とつながりがない、ということを理由に子どもたちが世界とつながる機会が少ない。これらの課題の解決と持続可能なプログラムの開発を吉川さんが持つノウハウとアイデアをアレンジし提供している。また、ネパールやマラウイでのフィールドワークや現地の子どもたちを日本に招待するグローカルプログラムも実施。ネパールではコーヒーの栽培から販売まで一貫した取り組みを続けて現地の雇用を創出している。
私たちColorbathは、「ひろがれ、セカイ」をコンセプトに掲げ、アジアやアフリカで教育やソーシャルビジネスに取り組んできました。今回、このような栄誉ある賞を受賞できたことは、私たちだけの力ではなく、国や文化を越えて関わってくださった多くの方々のおかげです。心より感謝申し上げます。
ネパールでは、農村部に仕事がないがゆえに、出稼ぎに行かざるを得ず、家族と一緒に生活することのできない若者が多くいます。そこで私たちは、農家さんと一緒に、海外へ輸出できる高品質のコーヒー・茶葉・スパイスの生産に取り組んできました。
マラウイでは、電気やガスが十分に普及していないために、子どもたちの中には、毎日5時間かけて薪を運ぶ重労働にあたり、学校に行くこともままならないケースもあります。私たちは、太陽の熱を反射させてお湯を沸かすことができるソーラーボイラーを現地で製造し、病院や学校に届けることで、人々の生活と子どもの未来、森林環境を守る活動を続けてきました。
そして、ここ日本では、学校教育の中で伸び伸びと自分を表現できる機会が少なく、視野を広げて前向きになることが難しい多くの子どもたちと話をしてきました。私たちが実践しているWeb会議システムを活用したオンライン交流は、「英語が苦手」「外国に行ったことがない」といった子どもたちでも、海外の同世代とつながり、世界の広さと豊かさを知ることができるプログラムです。
食料問題、エネルギー問題、環境問題、教育問題。
課題はまだまだ尽きません。一方で、さまざまな方と出会い、連携してきた経験から、私たちは「1人の100歩より、100人の1歩」を信じるようになりました。自分たちだけでこの世界を変えようとするのではなく、この社会で同じときを生きる多くの人とつながり、想いをひとつに、一緒にカタチにして、未来をつむいでいく。
自分たちが実践者、挑戦者としてソーシャルビジネス事業づくりに取り組むこと、
そしてその学びをもとに「セカイのみえ⽅を広げる」学びのプログラムを多くの方々に届けていくこと。
この二つのアプローチを通して、私たちはこれからも社会の豊かさに貢献していきます。
⼀⼈ひとりの⾏動がポジティブに変われば、それは社会にも連鎖する。
そんな社会を自ら選択して生きることで、よりよい未来が創られていく
世界を変えるような⼤きなことだって、
すべては好奇⼼と小さな一歩から始まっていくと、私たちは信じています。

















