現在、世界ではウクライナにおける戦争や武力を背景とした現状変更の目論見、それに伴う世界経済の混乱、食料危機、国際秩序の乱れなど、混沌とした状況下に置かれております。

この様な利己主義、不寛容の蔓延る時代の中で、社会貢献支援財団より私たちの活動が評価されたことに対して、大きな喜びを感じると同時に、今後の活動に対する責任の重さをも自覚させられている次第であります。

同時に、今日まで私たちのボランティア活動に賛同、お手伝い頂いた「隊友会医療支援部会」の会員の皆様、及び御支援いただいた関係者の皆様に、この場を借りて心より御礼申し上げます。

そもそも私のボランティア活動は、阪神淡路大震災における、西宮体育館救護所での医療ボランティアから始まり、近年は本業の休暇を利用し、他のNPO団体の実施する東南アジアにおける医療活動に、あくまでも個人的に参加するスタイルで携わって参りました。

その様な中で、今回の表彰のきっかけとなった「隊友会医療支援部会」を立ち上げた契機は、東日本大震災の折り、私も登録していた衛生職種公募予備自衛官の仲間から、有事の際に専門技術を生かし、かつ機動性のあるボランティア活動ができる場所が欲しい、との要望の声が上がったことです。自衛隊の外郭団体である　公益社団法人「隊友会」の中に医療関係者を中心とした「隊友会医療支援部会」を創設致しました。

現在迄「医療をもって国民と自衛隊の架け橋たらんとする」をモットーに、有志を募り以下の様なボランティア活動を計画し実施して参りました。

（１）災害時の緊急医療活動

（２）大規模イベントにおける救護活動

（３）東日本大震災に伴う原子力災害復興支援

（４）戦没者慰霊行事に伴う救護活動

（５）災害派遣自衛官に対する支援・激励活動

　新型コロナウイルス感染症の流行により制限されていた社会活動も、紆余曲折を経ながら徐々に再開の方向で動き出しております。

私達「隊友会医療支援部会」は、これからも医療を必要とするところに、地道で息の長い支援を継続して行くことが、私達の存在意義であると思い、活動して行きたいと思います。

代表 白須 一也

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  災害医療支援　西日本豪雨災害支援　岡山県真備町
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  災害医療支援活動　熊本地震災害支援　熊本市北区
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  災害救護活動　千葉県台風豪雨災害　八街市
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  災害救護活動　東日本豪雨　災害救護　上総市
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  自衛隊支援活動　伊豆山土砂災害　熱海市内　自衛隊宿営地
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  戦没者慰霊支援　終戦の日　靖国神社救護
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  大規模イベント救護活動　横須賀マラソン救護
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  大規模スポーツイベント救護活動　富士登山駅伝競走　救護活動　富士山　須走口　大砂走り
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  大規模スポーツ大会救護活動　TOKYO 2020救護　東京スタジアム