受賞者

平成26年度

人命救助の功績

こんどう けいいちろう

近藤 啓一郎

(岐阜県)

平成25年8月25日午後3時52分頃、名古屋市金山総合駅名鉄1番線下りホームで電車待ちをしていたところ、ホームから線路上に女性が転落するのを目撃した。女性は線路にうつぶせに倒れたまま動く気配がなかったことから、線路に飛び降り女性をホームに移動させようとしたが、電車が迫ってきため、線路に掛かっていた女性の体をレール内に押し込み、近藤さんは線路外に退避した。女性は頭や腕を負傷したものの一命は取り留めた。

推薦者:公益財団法人 警察協会
近藤 啓一郎

この度は社会貢献者表彰にて、身に余る賞を頂きありがとうございました。表彰式で大勢の方に拍手で迎えられた時は、感動とともに、大変身の引き締まる思いでした。

金山駅での事故の当日はホームでの人影がまばらで、ホームから転落した女性を救助できるのは自分しかいないと思い、躊躇なく線路に飛び降りました。不思議なことに電車が迫ってくる恐怖をあまり感じることなく、いかに女性を救助するかそのことだけを考えていました。運もあり、女性が助かったことを確認できた際には大きな安堵感を覚えました。

ただ被害者の方は事故で負傷し、いまだリハビリが続いているとのことで、事故の大きさ感じずにはいられません。最近、ホームからの転落事故が多発し様々な対策がとられるようなっていますが、このような事故が世の中から根絶されることを心より願っております。

最後に今回の表彰式に出席させて頂き、多くの方々が自分の知らない分野で、良き社会の実現のため努力を重ねていることを知りました。また他の受賞者のお話を拝聴する機会を頂き、強い信念やパワーを感じることができ非常によい経験ができました。私としても今回の表彰を励みに、今後も社会に貢献できるよう努力を重ねていきたいと思います。

  • 中日新聞(平成25年8月26日)
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