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受賞者紹介

平成24年度

東日本大震災における貢献者表彰

こまつ こうじ

小松 幸司

(27歳:岩手県陸前高田市)

陸前高田市で震災で大津波警報が出ている中、近所の小学校へ避難していたが、車いすの夫を連れての避難を諦めた老夫婦がいることを知り、津波が堤防を越えていたにもかかわらず高台にある避難所を下り、高齢者夫婦の自宅へ入って65kgの夫を背負い、近隣の人の助けを借りながら、その妻と一緒に避難所まで連れて救助した。老夫妻の自宅はその後2階まで浸水した。

佐藤 咲恵
小松 幸司

3月11日、私は仕事のため陸前高田市広田公民館付近にいました。高台からの「早く逃げろ」という声で津波が近くまで来ていることに気づき一度は高台に避難しました。

そこで、足の不自由な夫を必死に助けようとする奥さんを見つけ、すぐに助けに走りました。波が迫っているのが分かっていたので、早く助けなければという思いから男性を背負い、必死に高台につながる坂を駆け上がっていきました。あまりにも必死だったので今までに経験したことがないくらい息が上がり、周りの様子をみる余裕はありませんでしたが「ありがとう」という声を何度も掛けられたことは覚えています。その時は、自分もですが、助かって良かったの一言でした。同じ広田の人の役にたてて本当に良かったと思います。

現在、復興に携わる仕事をしています。震災から1年経ちましたが以前のような広田に戻ることはできなくても、活発な声がたくさん聞こえる元気な広田町になるよう力を合わせて務めていきます。

受賞させていただき、ありがとうございます。地域に貢献することが出来て、とても嬉しいです。

  • 一旦避難したものの、ここに老夫婦がいたため助けに向かった
  • 駆け昇った階段
  • 駆け昇った坂
  • 男性をおぶって逃げた場所
  • 避難した高台に今は仮設住宅が建っている
  • 仮設住宅が並ぶ