「ひとしずく賞」2025年度 活動報告
一般社団法人 WATALIS
事業完了報告書
一般社団法人 WATALIS
代表理事 引地恵
1. 事業の概要と目的
本事業は、地域住民の交流拠点であるコミュニティカフェの安全管理、障がい者就労支援施設との協働による新たなカフェメニュー開発、および遊休農地活用の効率化を目的として実施いたしました。
2. 実施内容および活用状況
支出項目に基づき、以下の通り各活動を実施いたしました。
① コミュニティカフェの修繕および安全確保
活用実績:築57年の経年劣化および豪雨により破損・崩壊の危険があった軒下の修繕を実施しました。
有効性:建物内への雨水の吹き込みが解消され、利用者が安心して集える環境が整いました。地域住民の貴重な居場所としての安全性が大幅に向上しました。
② 障がい者就労支援施設との協働による新メニュー開発
活用実績:当法人が取り組む「ミツバチプロジェクト」で採れたはちみつに加え、遊休農地活用事業において地域住民と共に栽培・収穫したさつまいもを活用し、地域の福祉施設と連携して新商品を開発しました。
・特定非営利活動法人 麦の会:「はちみつ柚子クッキー」を開発。
・社会福祉法人 ゆうゆう舎 ぱれった・けやき宮城野:「さつまいもパウンドケーキ(ハチミツ添え)」を開発。
・カフェの認知度向上のため、屋外立看板を新たに設置。
有効性:社会貢献者表彰のご縁がある両施設に開発を依頼したことで、障がい者の方々に「商品開発」という新たな活躍の場を提供できました。また、屋外立看板の設置により、これまで以上にカフェの存在が通行人からも認識しやすくなりました。これにより、多世代交流の促進の場としての認知度が向上し、新規利用者の増加が見込まれます。
③ 遊休農地活用のための農機具導入
活用実績:小型耕運機の購入・支払いを完了しました(現在納品待ち)。
有効性:これまでスタッフや地域住民が手作業で行っていた耕運・畝立て作業を機械化することにより、作業時間が大幅に短縮され、特に夏季の熱増症リスクや過度の身体的負担を軽減できます。高齢の参加者も無理なく活動を継続できる環境を整えることで、遊休農地の再生と地域コミュニティの維持を加速させていきます。
3.総括
今回の支出により、インフラ面の安全確保、福祉連携によるコンテンツ拡充、そして遊休農地活用の作業環境改善という三方向から活動基盤を強化することができました。今後もこれらの資産を最大限に活用し、地域福祉の向上に努めてまいります。






