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社会課題に立ち向かう方々を応援するサイト

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  • 第46回(平成28年度) 社会貢献者表彰 受賞者
  • 名知 仁子(ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会・MFCG 代表理事) (ミャンマー)
    なち さとこ
  • 活動分野 国際協力・多文化共生 医療・難病
  • 活動エリア 海外
  • お願いごと 寄付金お待ちしています ボランティア・プロボノ募集 スタッフ・後継者求む 仲間になりませんか
  • 【 受賞時功績 】
    医師としてミャンマーの支援活動を携わった経験から、同国の人々が自立して生きられる道を一緒に作りたいと「ミャンマー・ファミリークリニックと菜園の会」を設立し、僻地で村の巡回診療や食生活の指導を行っている。 受賞者紹介・手記ページ
  • 🌸『社会貢献支援財団主催 ダナン研修会に参加して@ミャンマー』🌸

     皆さん、こんにちは!
    ◆今回は2回に分けて、社会貢献支援財団さま主催の3月の研修会に参加させて頂いたときのことをご報告させて頂きます。

    その① 研修が行われたのはベトナムのダナンとカンボジアの2か国に渡り、3月1日~6日まで行われました。
    その後、私は病院の視察を自分でさせて頂きました。

    ◆この研修会に参加させて頂き、ほんとに善かったな!と感じたことは2つあります。
    まず、1つ目は、まだまだアジアの発展途上国といわれている、いろいろな国で頑張っている日本人が多くいらっしゃるんだな! という気づきです。
    そのような方たちと繋がれたこと。私はミャンマーの僻地、無医村で村々を移動車で廻る巡回診療や有機栽培の活動を通じ、村の住民の自立(自律)支援を行っています。住んでいる町、ミャウンミャは商業都市ヤンゴンから車で5~6時間かかります。ここにいる外国人は私一人だけ。電気も毎日6時間だけ、安全な飲み水は手に入らず、毎年3月末から4月と5月は42度になる中でも、電気がないため扇風機も使えず、勿論クーラーなどありません。毎年、汗疹が身体中にでき、感染を起こし、泣きたくなるような気持ちになりならが、活動にいそしんでいます。

    ◆そんな私に、今回、この社会貢献支援財団のスタッフさんから、この研修のお話を頂き、参加すべくきかいろいろ悩みました。だって、私居なくてどうするの??この現場・・・・って感じです。しかし、参加を決めたのは、社会貢献支援財団の方の強いサポートのお言葉と”ミャンマーの未来を創る10年計画“の農業セクターのヒントが頂けるかもしれないと感じたからです。事前に参加される方の事業をHPなどで拝見させてい頂き、もしかしたら、ベトナムでアヒルをマイクロクレジットのように活用している方やカンボジアで胡椒を栽培、製品化している方に直接お会いし、事業内容や活動を進める上で忘れてはならないポイントなどをお聴きできるかもしれない!と感じたからです。
    参加させて頂き、大正解でした。
    まず、ベトナムは 急速な発展を遂げている印象を受けました。ああ、ミャンマーは本当に取り残されてしまったなと、ひどく落胆しました。

    ◆ベトナムでの宿は “ホテルダナン三日月”です。千葉のホテル三日月系列で初の海外展開だそうです。ここの小髙 芳宗社長はコロナの時質問を一切せず、感染者の方々をホテルに引き受けてくださった方です。NEWSWEEK でコロナで世界に貢献したグッドカンパニーにも選出されました。このホテルに社会貢献支援財団の選考員の方や監事の方など総勢16名が集まり研修が開始されました。

    ◆1日目は、自己紹介と交流会、翌2日目は各自の事業の進捗なども含め、現在の国の情勢などお伝えできる部分を共有します。皆さんの発表は、とてもエネルギッシュで、現場を知っているからこそ説得力のあるものでした。私も頑張らねば!という気持ちをさらに引き出させてもらいました。
    研修は審査員の方々からの発表もあり、普段、ビジネスなどに無縁である私にも興味深いものばかりです。このような企画を考え、機会を与えてくださいました、社会貢献支援財団の方々のお気持ちに心からの感謝を述べたいです。
    ホテルの夕飯はおいしく、外で食べたベトナム料理も普段口にできないような食べ物ばかりです。そして、午後はベトナムで日本語を学んでいるベトナムの高校生の日本の舞などを見せていただき、ベトナムと日本との絆の強さを感じさていただく貴重な時間となりました。

    ◆翌4日目はカンボジアに向かい、早朝に我々一行はダナンを出発しました。




    ダナン研修会その②

    『ダナン研修会の2つ目の国はカンボジアです!』
    朝6:00に一同はダナンを出発し、カンボジアへ!

    ◆カンボジアではこの研修会の最大の目的である胡椒の栽培とその収穫に関して直接学ぶことです。胡椒の生産の第1位はカンボジア。
    第55回受賞者であります倉田佳伸氏の胡椒農場に行き、胡椒生産の過程やここまでの苦労、さらに次なる展望なども含め胡椒収穫を行わせてもらいます。さらに、枯れ葉剤のセンターを訪問し、枯葉剤の被害を受けた人々がいまだにどんな生活を強いられているのか? どのように生活を為しているのか?直接彼らからお話を伺う機会を得ることができました。
    最後にカンボジアにあるジャパンハートの病院を見学させて頂き、様々なヒントや気づきを頂きました。
    ・宿はプノンペンの日系のンホテルエミオンプノンペンです。 すぐ近くに川が流れ、王宮が存在し、日本でいう一番賑やかな繁華街のような場所です。若者があふれ、巨大なショッピングモールであるイーオンが存在しています。夜になっても活気あふれており、現在のミャンマーとは本当に対象的です。
    ◆今回、この研修で出会ったベトナム、カンボジア、そしてミャンマーで頑張っている日本人の仲間に出会えたことは最高の宝物です。 
    向後も、このような研修会が続くことを願ってやみません。
    ◆最後になりますが、日本から各国で活動している我々への手配や連絡などを担ってくださいました、社会貢献支援財団の関係者の皆さま、最高のおもてなしをしてくださいました、ホテル三日月の小髙 芳宗社長などご縁を頂きほんとに ほんとに感謝いたします。 
    ◆日本だけでなく 世界中が大変な時であるからこそ、皆さんを手と手を繋いで世界から戦争や戦いが無くなるようにしたいと感じています。
    ◆人間の身体的と心、精神的な自立(自律)を目指し、ミャンマーでの活動を邁進していきます。
    🌸 引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

    ●現在もミャンマーの僻地・無医村で活動を継続しています。
    医療と菜園の2本だてで農村部の住民の自立(自律)支援を行っています。
    医療は手洗いなどの保健衛生活動を中心に行い、有機野菜栽培はコミュニティガーデンの規模で展開しています。

    ●最近は、活動地以外の無医村 シュエ村で、全43世帯の住民の人たちの安全な飲み水のためにフィルター付の井戸を4月25日~6月27日の2か月間で設置を完成させました。村の人々と協働で行い、2月10日から住民の人たちと話し合いを重ね、ジェネレーターをオペレーションするコミュニティと鉄やクロライドを除去するためのフィルターを担当するコミュニティと連動し、各世帯からメンテナンス代金などの集金も行って自分たちでマネージメントを行っています。この村に住むおばあさんは70年前に移り住んで初めて井戸から安全な水を飲んだと喜んでいます。ヤンゴンまで行きフィルターの購入など大変なこともたくさんありましたが、このように自分たちの手で安全な水が飲めることが永久に可能であることはほんとに嬉しいです。

    ●現在の活動とミャンマーの現状についてぜひ以下のサイトをご視聴ください。
    ○「新型コロナも深刻なミャンマー 日本人医師の思いとは」TBS NEWS
    ○阿部亮のNGO世界一周!(2021.8.30 ゲスト出演)ポッドキャスト

    ●日本もコロナ禍の中、このようにミャンマーに心を寄せていた抱き本当に感謝いたします。
    是非、繋がって社会をつくる仲間になってください。ご友人に共有して頂ければ幸いです!
    引き続き乗り切っていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

    ●2021年の政情の激変から2年半が経ち、現在ミャンマーの現実は皆さんが想像している以上に厳しいと感じます。 多くの若ものが夢や将来の見通しがつかず、日本・シンガポール・マレーシア・タイなどに働きに出ています。 
    MFCGはこの現状を踏まえ、10年計画(ミャンマーの未来を創る10年計画)を立て、この8月から少しずつ計画を進めています。
    まず、6セクターのうち2セクター(保健・メカニック)を進めています。
    (2023.10.4)
  • 〇一緒にイベント(オンラインなども含めて・プロボノ的に)や催しものを開催してくださるボランテイアパートナー仲間募集中
    〇ご友人や知り合いにMFCGの活動を広めてくださる仲間を募集中/行きつけのお店や知り合いの店にパンフレットを置かせていただける仲間を募集中
    〇MFCGの運営を一緒に担ってくださる運営パートナー募集中(賛助会員以上で毎月第2土曜日17:00~19:00のMTGに参加できる方など)
    〇ミャンマーの未来を一緒に創る仲間を募集中 (マンスリーサポーター会員さまの募集です)
    〇助成金の申請書など記載のお手伝いをしてくださる仲間募集中
    ○お掃除が寄付に繋がる取り組みです!【本は少なくても大丈夫です!】
    ※お部屋のお掃除時にいらなくなった本をBOOK OFFに引き取りに来ていただくとき同時に寄付にも繋がります。
    以下のサイトからお申込みくださいね・・・
    BOOK OFF「キモチと。」命の架け橋 ~ミャンマーを医療と菜園で笑顔に~
    (ご支援は、ホームページ・SNS等で詳細をご確認いただき、受賞者へご連絡のうえ行ってください)
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    ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会
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情報更新:2024年5月(12210
過去10年間の受賞者(東日本大震災関連を除く)を対象にアンケート調査を実施し情報を掲載しています(随時更新予定)。
受賞者名の 「特定非営利活動法人」は「NPO法人」に表記を統一しています。