年度別受賞者一覧

平成20年度 社会貢献者表彰 受賞者

(敬称略 年齢は受賞時)

人命救助の功績

* 海難・水難、交通事故、遭難等に際し、身命の危険を冒して救助・救援に尽くされた功績
* 犯罪等の発生に際し、身命の危険を冒してその解決に協力された功績
* 災害・事故・犯罪の発生を未然に防いだ功績
故. 關谷 定男  (昭26. 4.11生 享年57歳/岐阜県)
功績内容
平成20年4月11日、名阪近鉄旅行のツアー客を乗せた観光バス(乗客39名)の運転士として東名高速の上り線の静岡県牧之原市付近を走行中、下り車線を走行してきた大型トラックの左後輪が外れ、ガードレールを飛び越えバスの運転席を直撃されたにもかかわらず、的確な運転操作により二次的事故を防ぎ、自らの命に代え39名の乗客とバスガイドの命を守った。  >>詳細
推薦者:名阪近鉄バス株式会社
池田 和生  (昭51. 1.31生 32歳/鳥取県)
高石 知  (昭56. 5.17生 27歳/山形県)
功績内容
平成20年1月14日、山形県鶴岡市の国道112号月山第2トンネル内で、乗客として乗車していた走行中の高速バス(乗客26名)の運転手が意識喪失しているのを察知し、瞬時に協力し路肩にタイヤを接触させるなどによりバスを安全に停止させ、重大事故の発生を未然に防いだ。  >>詳細
推薦者:財団法人 警察協会
宮嵜 義行  (昭23. 1. 8生 60歳/愛知県)
宮嵜 洋子  (昭25. 8.27生 58歳/愛知県)
功績内容
平成19年9月25日、西尾市米津町の西尾米津郵便局に立ち寄ったところ、老女に果物ナイフを突き付け人質に取り、金を要求する郵便局強盗に遭遇した。老女を救出し、揉み合いの末、バイクで逃走を図ろうとした犯人を押えこみ警官に引き渡した。 >>詳細
推薦者:財団法人 警察協会
故. 後藤 克貴  (昭58.11.14生 享年23歳/岡山県)
功績内容
平成19年8月24日、高梁市松山のJR伯備線広瀬踏切内で立ち往生しているトラックを発見し誘導していたところ、列車の通過を示す警報機が鳴りはじめた。危険を顧みず、非常停止ボタンを押して列車に危険を知らせ、トラックの運転手と列車乗客220名の命を守ったが、トラックと列車の衝突に巻き込まれ亡くなった。 >>詳細
推薦者:財団法人 警察協会
佐藤 直樹  (昭27.12.12生 55歳/長崎県)
功績内容
平成20年2月13日、長崎市野母崎町野母漁港内、水深5メートルの海中に自転車ごと転落し沈んでいく男性を発見した。外気温1度の極寒の中、海面までの高低差約4メートルの海中に飛び込み救助するとともに、呼吸停止状態であった男性に蘇生措置を施し一命を取り留めた。 >>詳細
推薦者:財団法人 警察協会
逆井 充文  (昭48. 5.10生 35歳/千葉県)
功績内容
平成20年3月15日、松戸市栄町で、建物1階部分から発生した火災が2階部分にも延焼しそうな火災現場に遭遇し、初期消火にあたるとともに2階に取り残され、意識朦朧となり自力では脱出不可能な男性を梯子を使って救出した。  >>詳細
推薦者:全国消防長会
亀井 英紀  (昭47.12.15生 35歳/東京都)
島崎 勝  (昭40.12.18生 42歳/埼玉県)
長谷川 透  (昭34. 2.11生 49歳/埼玉県)
功績内容
平成19年5月24日、東京都千代田区鍛冶町のJR神田駅の山手線内回りホームで、電車が幼児を乗せたベビーカーをドアに挟さんだまま発車するのに遭遇し、ホームを走って3人は次々とベビーカーに飛び付き、幼児を救出した。  >>詳細
推薦者:全国消防長会
上野 武志  (昭35. 2. 9生 48歳/大阪府)
功績内容
平成19年11月19日、大阪市西淀川区の自宅向いの3階建て住宅の火災を発見し、3階から幼児を抱え助けを求める夫婦から、投げ渡された幼児を身を挺して受けとめ救助するとともに窓下に持ち出した布団を重ね、飛び降りた夫婦を救出した。 >>詳細
推薦者:全国消防長会
栗山 博之  (昭28. 9.20生 55歳/福岡県)
功績内容
平成20年4月8日、粕屋郡志免町の桜ケ丘中央公園内の御手洗池で、女性から2人の男児が溺れていると助けを求められ駆けつけ、着衣のまま水深4~5mの池に飛び込み、水面に浮いている男児を救助し蘇生処置を施し命を救った。 >>詳細
推薦者:全国消防長会
増本 節子  (昭11.10. 1生 72歳/佐賀県)
功績内容
平成19年11月24日、唐津市の松浦川の川辺で、女児が川に転落した、という叫び声を聞き救助に向かった。寒中、着衣を脱ぎ水深2.5メートルの川に飛び込み女児を救助し、蘇生処置を施し、一命を救った。 >>詳細
推薦者:全国消防長会
故. 徳丸 満  (昭33. 8.18生 享年49歳/東京都)
城取 直道  (平元.10.30生 19歳/東京都)
前田 耕一  (昭50.10. 2生 33歳/東京都)
功績内容
平成19年5月23日、東京都大田区西六郷で発生し、2部屋を焼いた3階建てマンション火災現場で、逃げ遅れた男性2名を梯子をかけるなど協力し救助した。 >>詳細
推薦者:東京都太田区
故. 児島 由憲  (昭54. 3.25生 享年28歳/埼玉県)
田中 義和  (昭51. 9.14生 32歳/埼玉県)
功績内容
平成19年8月14日、家族と熊谷市の荒川河川敷でバーベキューをしていたところ、川で溺れている男女2名の児童を発見し、二人は着衣のまま川に飛び込み、児島さんは男児を救出したが、自らは深みから脱出できず命を落とされた。田中さんは、女児を抱きかかえ救助した。 >>詳細
推薦者:全国消防長会
故. 豊里 淳  (昭52. 8.25生 享年30歳/沖縄県)
功績内容
平成19年9月16日、浦添市の北側護岸付近で遊泳していた高校生3人の内1人が溺れた。救助を求められ台風の余波で荒波のなかを泳いで救助に向かったが、溺れた高校生とともに力尽き亡くなられた。  >>詳細
推薦者:全国消防長会

社会貢献の功績

* 精神的・肉体的に著しい苦労、危険、劣悪な状況に耐え、他に尽くされた功績
* 困難な状況の中で黙々と努力し、社会と人間の安寧・幸福のために尽くされた功績
* 先駆性、独自性、模範性などを備えた活動により、社会に尽くされた功績
功績内容
平成10年、当時小学4年生だった子どもたちが田原市の西の浜に散乱するゴミに憤りを感じ、毎月1回ゴミを拾いだしたことがきっかけで活動が始まった。平成11年にサークルとして名前を決め、現在は毎年1,000名近い参加者が集まり、海の環境に関心を高めるための活動として続けられている。 >>詳細
推薦者:愛知県田原市教育委員会
功績内容
平成9年頃から、毎日早朝、須賀川市内一円に捨てられている空き缶を集め、それを換金し車椅子を購入、地元の病院、社会福祉協議会、老人保健施設などに寄贈を続け、20年4月までに110台を寄贈してきた。  >>詳細
推薦者:福島県須賀川市
功績内容
平成元年に鎌倉市において認知症を抱える家族の会により活動を始めた。同病の情報交換や理解の促進などに併せて高齢者福祉の問題を提起し、行政や公共機関にとっても認知症や介護の問題、ニーズを的確に把握できる貴重な存在になるとともに市民の相談にも応ずるなど、地域の福祉活動として続けられている。  >>詳細
推薦者:社会福祉法人 鎌倉市社会福祉協議会
菅 惠子  (昭 7.11.15生 76歳/秋田県)
功績内容
平成5年から雨の日も雪の日も年中一日も欠かさず、1日2回朝夕2時間づつ、湯沢市前森の柳町通り、約400メートルの歩道の清掃や雪寄せのほか、公共の水飲み場と電話ボックスを掃除し、鉢花を飾るなどの活動を黙々と続けられている。 >>詳細
推薦者:秋田県湯沢市
門口 淳  (昭10.11.26生 72歳/兵庫県)
功績内容
昭和58年に兵庫県神戸市の自宅に障害者用の作業所を開所以来、障害者授産施設であるパンやケーキの福祉工場の運営、働く障害者の自立支援、非行少年の補導と更生、そしてネパールとの国際親善、災害救助などの活動を25年に渡り続けられている。 >>詳細
推薦者:金附 洋一郎
山口 由美子  (昭24.11. 5生 59歳/佐賀県)
功績内容
平成12年に発生した西鉄高速バスジャック事件に遭遇し、犯人の少年から全身10ヵ所以上も斬りつけられ、重傷を負わされたにも関わらず、このような少年をつくらないためにと、佐賀市内に不登校や引きこもりの子どもや親のためのサークルを設立し、少年(子ども)の居場所づくりを決意し、活動を続けられている。 >>詳細
推薦者:佐賀県BBS連盟
大阪声のグループ  (大阪府)
功績内容
昭和47年に豊中市にグループを設立し、視覚に障害のある人のために小説や冊子などを音読してテープを制作し、病気や事故により中途失明した人々に多く利用されている。勉強会に力を入れ、より正確に、より聞きやすく、より良い図書を届けたいと、36年に渡り活動を続けられている。 >>詳細
推薦者:大阪声のグループ
市原 美穂  (昭22. 1. 8生 61歳/宮崎県)
功績内容
平成10年に宮崎市内の空いている民家を借り上げ、施設でもない、自宅でもないもうひとつの家として在宅ホスピス機能を持たせたケアハウスの運営をし、介護者の負担を抑えて悔いの残らない看取りができるよう支援する活動を続けられている。 >>詳細
推薦者:ボランティア・信愛
近藤 雅美  (昭16. 3.21生 67歳/大阪府)
功績内容
昭和59年に南河内郡河南町で老人給食サービス事業の調理ボランティアを始め、新しいボランティアグループの設立にも積極的に取り組み、現在10グループ(188名)の同町ボランティア連絡会をまとめる一方で、子育て支援やボランティアの育成など様々な視点からボランティア活動に取り組まれている。 >>詳細
推薦者:大阪府河南町
赤木 勝幸  (昭43. 3. 6生 40歳/愛知県)
功績内容
理容師として独立開業したのを契機に「加齢や障害により外出が困難な人への理美容の訪問サービス」を思いつき、平成7年から日進市で理美容店を営業する傍ら、専門のスタッフを養成し、訪問理美容活動を始めた。その後関係のNPO法人を設立し、活動を続けられている。 >>詳細
推薦者:小杉 辰雄
社会福祉法人 あかね  (千葉県)
功績内容
「仕事をすることに健常者も障害者もない」と視覚障害者が中心の就労の場、身体障害者福祉作業所を平成7年船橋市で開設し、人生の途中で病気や事故で身体に障害を受けた人や生まれつき障害のある人達が、残された機能を活かし、お互いを補いながら、仕事する場を運営し活動を続けられている。 >>詳細
推薦者:NPO 日本ソーシャル・マイノリティ協会
若葉青年教室  (山形県)
功績内容
昭和60年から鶴岡市内の実務学級や養護学校、障害児学級、高等養護学校卒業生や会の目的に賛同する青年、会の運営に協力できる指導者などを会員(含、ボランティア102名)として発足した。以来会員が社会生活に必要な常識と技術の研修を通して生活の質を向上させることや、知的障害者の行き場や余暇活動に参加する機会を提供する活動が続けられている。 >>詳細
推薦者:山形県鶴岡市
佐々木 豊志  (昭32. 4.18生 51歳/宮城県)
功績内容
平成8年に栗原市に「くりこま高原自然学校」を開校し、栗駒山の自然の豊かさに学び、自然体験を通した野外教育、冒険教育を通じて青少年の健全育成を支援する民間の野外教育事業所として活動を開始した。平成12年からは不登校や引きこもりに悩む人を支援する寄宿制度も開始するなど、幼児から青少年の健全な成長を支援する活動などを続けられている。 >>詳細
推薦者:宮城県栗原市
岩川 松鶴  (昭13. 1. 2生 70歳/山形県)
岩川 久子  (昭14. 1.15生 69歳/山形県)
功績内容
20余年の東京都内の中学校での教員生活に終止符を打ち、昭和58年蔵王に山荘を購入し、不登校や非行など集団生活に馴染めない若者と共同生活を送る「蔵王いこいの里」を設立し、苦労しながら25年間で500名もの若者を巣立たせるなどの活動を続けられている。 >>詳細
推薦者:岩川 耕治
功績内容
昭和56年から奄美市の名瀬長浜町で活動を始め、平成11年にNPO法人として認可を受け、不登校や悩みを持つ児童、保護者、障害者などの相談に応じ「自立・共生」を目指す支援活動を続けられている。活動の一環として、非行問題対策に逆転の発想で取り組んだ「青年警護隊」の活動は、非少年の自尊心を高め、自立更生を促し善導するという成果をあげている。 >>詳細
推薦者:鹿児島県奄美市
松崎 美穗子  (昭34. 3. 9生 49歳/徳島県)
功績内容
23年前、結婚を機に奈良から徳島市に転居し、見知らぬ土地での出産、子育ての苦労や悩みの体験をもとに、平成5年から子育て支援ボランティアを始めた。その後、様々な活動を経て14年には関係のNPO法人を設立、翌年には同市の商店街の空き店舗を活用し、親子で利用できる支援施設を整備するなど、県下一円の育児環境の改善の活動を続けられている。 >>詳細
推薦者:上野 隆
川又 直  (昭29. 5.19生 54歳/富山県)
功績内容
昭和62年、富山市郊外の農村地帯で自立支援施設「Peaceful House はぐれ雲」を設立し、以来長年にわたり、不登校やひきこもり、非行といった様々な問題を抱えた児童や若者たちと共同生活を行い、農作業を通じた生活習慣の習得による社会的自立のための支援活動を続けられ、300名以上を送り出されている。  >>詳細
推薦者:NPO 北陸青少年自立援助センター
森下 一  (昭16. 6.19生 67歳/兵庫県)
功績内容
平成元年に朝来市に日本初の不登校児のための全寮制認可高校の「生野学園高等学校」を開設し、生徒とスタッフが生活を共にし、自立を支援する活動を続けられている。また14年から鎌倉市で青年会議所や名高いお寺などと連携し、「鎌倉てらこや」を開催し、不登校やひきこもりの児童の支援活動を続け、この活動は全国20か所程に広がっている。 >>詳細
推薦者:鎌倉てらこや親の会
功績内容
平成11年から、地域に根ざし、貢献できる高校生による学習とボランティア活動を一体化した地域貢献活動として始められた「こそくり大工」は、姶良郡湧水町内に在住する高齢者や独居老人、身体の不自由な方の住宅の補修などを手掛け、地域住民に愛され、親しまれるなかで続けられている。 >>詳細
推薦者:鹿児島県立栗野工業高等学校
功績内容
昭和53年から鹿児島県の離島を訪問し、技術のボランティアとして家庭電化製品無料修理を開始し、63年からは電気店のない離島に絞って活動を行っている。当初は学習や部活動で得た知識の実践が目的であったが,故障の製品が修復できたときの依頼者の喜びや修理者の満足感などで、その後30年間も続けられている。 >>詳細
推薦者:山口 修
ハートリンク  (新潟県)
功績内容
小児がんに対する偏見をバネに、7年間の準備を経て、生命保険への加入が困難な小児がん経験者を対象にした入院見舞金などを給付する、全国初の再保険制度による共済事業を行う任意団体を平成17年に設立し、同病治療経験者の支援活動を続けられている。 >>詳細
推薦者:小田 敏三
鎌田 十六  (大 2. 1.16生 95歳/東京都)
功績内容
第二次大戦の東京の空襲で生後7ヶ月の娘と夫そして母を失った一年後、上野公園駅前の沢山の戦災孤児に心をひかれ、わが子にかえて面倒を見てやりたいと昭和21年から都立の児童擁護施設で大勢の子の「母」となり70歳まで働き続け、500人以上の子どもたちを育てられた。その後、体験の小冊子を出版されるなど戦争の語り部として活動されている。 >>詳細
推薦者:東京大空襲・戦災資料センター
佐野 昌宏  (昭19.11.23生 63歳/静岡県)
功績内容
平成8年に初めてカンボジアを訪れ、内戦の傷跡やその悲惨な状況に衝撃を受けて以来、カンボジアの子どもたちへの支援を始め、小学校を建設、文房具などの援助の他、同国内の学校では珍しい修学旅行も実施している。また18年から4年間で日本の放置自転車3,680台を同国へ寄贈する活動も続けられている。 >>詳細
推薦者:稲 俊男
功績内容
平成10年にNGOを設立以来、カンボジアで支援の手が行き届かない、多くの地雷が残る、電気もない地域を中心に地雷撤去と地雷被害者救済の活動を続けられるなかで、地雷原の村に小学校も建設した。また、同国で初の試みとしてラジオを使った地雷被害者のメンタルサポートを実践し、多くの地雷被害者に障害に負けずに生きる勇気と希望を与えられている。 >>詳細
推薦者:田口 陸奥男
内田 弘慈  (昭12. 2. 5生 71歳/奈良県)
功績内容
僧侶である傍ら、17年前からカンボジアの子どもたちの命を守るために現地で井戸を掘りはじめ、平成20年までに630基を掘った。また井戸掘りの活動を通じ、長い戦乱で孤児となった子どもたちの世話を頼まれ、3人の幼女を引き受けたのがきっかけとなり、現在では総勢65名の孤児院を建設し運営されている。 >>詳細
推薦者:財団法人 いけだ市民文化振興財団
萱原 於李栄  (昭22. 4.20生 61歳/岡山県)
功績内容
20年前からスリランカの子どもたちの里親となり、主婦として自らが経済的に困難な時期にあった時も、アルバイトなどで子どもたちに援助を続けた。借金をして、スリランカの銀行に基金を設立し、その資金で毎年里子の数を増やすなど、平成20年までに80人を超える子どもたちを育てられている。 >>詳細
推薦者:野島 淑子
功績内容
ネパールで支援活動を続けるオーケーバジ(OKおじいさんこと垣見一雅さん)を物心両面から支える会として平成5年に桐生市に発足し、同国の山村に学校、飲料水、つり橋、診療所など村人が本当に必要としているものの支援を続けている。現在会発足15年を記念して、図書館の建設にむけ活動が続けられている。 >>詳細
推薦者:松崎 靖
松田 實  (昭16. 2.26生 67歳/広島県)
功績内容
平成5年より、広島にネパールでの学校建設支援の会を設立し、ネパールの山村僻地への学校建設支援活動を始めた。村人に子どもたちに教育を受けさせたい強い希望があるなどを条件に学校建設を続け、来年で101校目が完成、1万5千人を超える卒業生を送り出されている。 >>詳細
推薦者:吉本 美登里
功績内容
昭和57年頃から発展途上国への開発支援や国際交流に取り組み、現在は主にバングラデシュ、フィリピン、シエラレオネ、カンボジアなどを中心に活動を行なっている。特にバングラデシュでは、62年に現地に用地を取得し事務所を開設、孤児院、職業訓練センター、診療所、学校などを建設し中心的に活動を続けられている。 >>詳細
推薦者:柴田 久美子
加藤 正美  (大15. 3. 1生 82歳/ペルー)
功績内容
ペルーで教育を受け、苦労しながら司祭になり、ペルーのリマにおいて貧しい日系人やストリートチルドレンの救済にあたった。1983年には、リマでストリートチルドレンの世話と自立のために「エンマヌエルホーム」を設立し、教育と実践の場を与えている。ペルーと日本などの間を、貧しい人々の為に奔走し、子どもからお年寄りまで、その命に関わる問題を具体的に解決する活動を続けられている。 >>詳細
推薦者:海外邦人宣教者活動援助後援会
Dr. S.K.ノーディン  (昭 8. 1. 7生 75歳/インド)
功績内容
インド建国の父といわれるマハトマ・ガンジーの思想に影響を受け、25歳からハンセン病の制圧に取り組まれている。複数の薬を組み合わせて処方するMDT(多剤併用療法)の開発に指導的な役割を果たし、世界の同病治療を塗り変え、50年間にわたり「人類が同病を制圧する」という世界の同病制圧に多大な貢献をされている。 >>詳細
推薦者:紀伊國 献三
Mr. ブン マオ  (昭49. 3. 8生 34歳/カンボジア)
功績内容
バイク強盗に襲われ失明し、2000年にはカンボジアで初めて盲人協会を設立した。その後、カンボジアの盲人の模範として一般社会に偏見と差別をなくす活動を続けるとともに、盲人の生活向上を目的とした雇用に繋がる技能訓練や地域に根ざしたリハビリテーションなどのサービスを提供する活動を続けられている。  >>詳細
推薦者:石井 靖乃
Mr. ジェームズ J. デカロ  (昭22.11. 9生 61歳/アメリカ)
功績内容
1971年にアメリカの国立聾工科大学に赴任されて以来、聴覚障害学生が健聴の学生と机を並べて勉強出来るよう聴覚障害者支援の専門技術やノウハウを指導している。現在、自ら考案され2001年に発足されたPEN-international(聴覚障害者のための国際大学連合ネットワーク)のディレクターを務め、世界各国の聴覚障害学生の学習環境など世界の聴覚障害者のために活動を続けられている。 >>詳細
推薦者:本多 真紀
Mr. オーガスティン アゾチマン アウニ  (昭30. 8.28生 53歳/新潟県
功績内容
昭和63年にガーナから来日、長岡市在住の傍ら、平成15年に設立したNPOの活動を通じて故郷ガーナのプアルグ村へ小学校を建設するなど教育支援を続けている。また日本では同市の誇りである小林虎三郎の「米百俵」の精神を中心に各地の小中高校や大学、学校関係団体など訪れ、鋭い分析力と独特のユーモラスさで子どもたちに伝えている。 >>詳細
推薦者:特定非営利活動法人 EDO
Sr. ジョセフィン アルル チャンドラ  (昭30. 1.22生 53歳/インド)
功績内容
社会の弱者に尽くしたいという強い希望から、1990年以来南インド社会最下層といわれる女性たちの能力を育み自信を与え、地域を牽引する多くの女性リーダーを輩出する活動を続けている。特に女性たちが民族舞踊や民謡を通じ差別問題を提起し自尊心を回復させる方法で、立場の弱い女性や子どもたちの生活改善や社会参加に取り組まれている。 >>詳細
推薦者:黒川 妙子

特定分野の功績

海の貢献賞

* 海の安全確保、環境保護、汚染防止等に尽くされた功績
* 海に関わる産業分野において
傑出した技能による同分野への貢献と技能の伝承に尽くされた功績
優れた発明・考案・改良等により同分野の発展に尽くされた功績
* 海に関わる文化の発展・依存・保存・伝承等に貢献された功績
小松 修  (昭23. 8.21生 60歳/大阪府)
功績内容
昭和45年に(株)アサヒメタル工場入社以来、38年間に亘り一貫して鋳造の職場に勤務し、大から小に至る様々な形状の舶用エンジン軸受けの鋳造作業に携わってきた。優秀な技能に加えて優れたチームリーダーとしての資質も発揮しながら、鋳造品を作り上げるとともに若手技能者の育成にも取り組まれている。 >>詳細
推薦者:社団法人 日本舶用工業会
渡邊 忠一  (昭 7. 9. 4生 76歳/愛媛県)
功績内容
18歳の時に船大工になって以来、木造船の建造一筋に今日に至り、自分の手で技術を活かせる同船を作り続ける傍らで、ものづくりの素晴しさと魅力を子どもたちに伝えていきたいと、造船を続けている。 >>詳細
推薦者:相本 伸幸