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受賞者紹介

よこぼり みちよ
横堀 三千代 さん
【受賞の言葉】
素より私はこの様な賞を受けるに価しない者ですが、制度の無い福祉活動に対し理解し、協力を継続して下さった方々と共に頂いた賞であると受けとめ、有難く頂戴いたしました。
  これからも家庭的養護を継続し、傷ついた子供の成長を見守り支援していきたいと思っております。
横堀 三千代  (昭 7.11.17生/群馬県 勢多郡)


 28年勤務した児童養護施設を退職し、昭和56年、養護施設と里親の機能を併せもつ「横堀ホーム」を群馬県に開設した。以来20年間、100人を越える里子や高齢者、障害者と生活を共にし、社会に巣立たせてこられた。
(推薦者:(財)全国里親会)



 横堀さん夫妻は昭和28年から30年間近く児童養護施設に勤務し、家庭の養護に欠ける子ども達と生活を共にしてきた。親や家庭を失った子ども達は施設の中で家庭とは根本的に異なる集団生活をした後、社会で壁に突きあたり何度となく失敗して暗く淋しい日々を過ごす者も少なくないことを知り、現行の福祉施設と里親家庭の二つの機能だけではどうしても埋め尽くせない部分があることを痛感した。子ども達には家庭的養護の中で養育者が変わらず、特定の人に愛されながら育つ環境が必要であるとの結論に達し、児童養護施設と里親制度を有効に組合わせた養育の場を作ることを決意。昭和56年、夫妻は児童養護施設を退職し、退職金を全て充てて両者の機能を併せ持つファミリーホームの建設に着手、57年3月末、「横堀ホーム」が完成した。
 現在、横堀ホームは里子3人(うち、障害のある児童1人)のほか、身寄りのない人、障害のある人など全部で6人が入所し、夫妻がこれらの人達と生活を共にしている。 
 これまでの約20年間に、委託児童(里子)20人、家庭や福祉施設から迎えた子ども40人及び高齢者や障害者を含む40人の成人の計100人を越える人達を社会に巣立たせた。
 これまで二人三脚で活動されてきた夫 哲夫氏は平成14年8月25日に癌で逝去された。